生産管理

”生産管理とは何か”を初心者向けに分かりやすく解説します!

生産管理とは
生産管理
工場

今日は

「生産管理って何?」「何のためにいるの?(あるの?)」

といった疑問に答えたいと思います。

 

私自身、大学卒業以来、生産管理業務一筋でやってきました。

まだまだ勉強中の身ですが少なからず経験がありますので、経験論や具体例も踏まえながら、私の考える生産管理について説明します。

 

業界や会社によって、生産管理のあり方や守備範囲は様々だとは思いますが、「生産管理のことをよく知らない」「勉強したい」といった方々へ向けた内容になります。

最近、生産管理の人向けのオンラインコミュニティができたようです。
私も入っていますが、非常にためになるコンテンツがそろっています。
興味がある人はぜひ覗いてみてください。


『生産管理プロフェッショナルコミュニティ』
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納期
生産管理

Contents

生産管理とは

生産管理と聞いたとき、皆さんはどのようなことをイメージするでしょうか。

そもそも聞いたことのない人もいるような職種かもしれません。

経理や総務とは違い、どこの会社にもある職種ではありません。

 

じゃあ何をやる仕事なの? と聞かれると….

生産管理とは、ズバリ 

‘生産を管理すること’ 

と答えます。

 

はぁ?当たり前だろ。と思われた方もいると思います。がしかし、一言で言うとコレがしっくりくるのです。

 

もう少しだけ具体的にお話しします。

生産管理という部署や職種が存在しているのは、モノづくりをしている会社、主に製造業やアパレルが中心です。

 

工場で生産をする人がいれば、それをコントロールする人が必要です。

“造りたいときに、造りたいモノを、好きなだけ造る゛

これでは、ムダが多く、会社(工場)は成り立ちません。

いつ・何を・どれだけ造るのか。

これをコントロールすることが大きな使命の一つです。

 

工場
生産ライン

生産管理の存在意義

生産管理が何のために存在しているのか、

と考えたときに私は大きく2つの意義があると考えます。

1つ目は

・客先への供給責任を果たす

これは当たり前のことですが、非常に難しく責任重大なことです。

 

例えば….

世界的な自動車工場ト〇タという得意先へ自動車部品メーカーA社(仕入れ先)が部品を供給しているとします。

 

A社が設備トラブルや欠員等の理由で、生産が滞り、ト〇タへの納入ができない(あるいは遅れた)状況になった場合、

ト〇タの生産ラインはストップしてしまいます。

A社の責任でト〇タの生産ラインを止めてしまったとき、

・ト〇タの損失(1分あたり数百万~数千万円だといわれています。)

・ト〇タ停止による多くの会社への影響

・A社の信頼ガタ落ち

といった影響が出ます。

最悪の場合、今後二度とA社は仕事をもらえません。

いかなる理由があろうと、指定された納期通りにモノを供給することがA社の役割であり、その責任を果たすために生産管理マンが存在し、未然に防ぐことでA社の信頼を守るのです。

 

2つ目の存在意義は…

・ムダを排除する

先に触れた「造りたいときに、造りたいモノを、好きなだけ造る。」ではムダだらけです。

部品の仕入れ→生産→検査→保管→輸送→納入の流れをサプライチェーンと言いますが、

生産管理がこの中のムダを極限までに排除し、利益の最大化を図るのです。

 

ほんの一部の例ですが

・部品の在庫を減らす 

        → 面積・経費削減

・ムダのない生産計画を立案する

    → 最小限の人員や設備稼働で生産可能

・納入便やルートの最適化

         → 輸送コスト削減

 

ムダを排除することでリスクも減り、工場で作業をする人や会社の経営へ貢献しているのです。

 

一般的にはあまり表立った仕事をするイメージではないかもしれませんが、

縁の下の力持ちとして、重要ミッションを掲げて奮闘しているのが生産管理なのです。

物流
製品
生産管理

生産管理の守備範囲は広い

生産管理という仕事は、会社によってその役割は様々です。

生産にまつわることはほとんどが生産管理の守備範囲に入ってくるからです。

 

イメージしやすい部分としては、

受注情報をもとに、生産計画(いつ・何を・何台つくるか)を立案する仕事です。

安定的な生産・供給体制を構築するためには不可欠な仕事です。

 

しかし、

生産に必要な材料や部品はだれが発注・手配するのでしょうか。

発注した部品を管理・運搬するのは誰でしょうか。

生産するための設備やラインは誰が準備・作成するのでしょうか。

 

→ これら全て生産管理の領域です。

(※一部、物流管理や生産技術などの部署が担う会社もあります。)

 

生産管理の仕事は多岐にわたります。

そのため、生産管理の仕事はこれだ!と断定するのは難しく、

生産するための準備やサポートを含めて、

供給体制を構築するための全ての仕事が生産管理の仕事になります。

 

生産管理はヒト・モノ・カネのすべての管理/コントロールをしているのです。

 

生産管理
分析

まとめ

いかがだったでしょうか。

生産管理って何?と思っていた方も少しはイメージできたでしょうか。

今回は生産管理が何のために、何をしていて、どうあるべきかを書かせていただきました。

少しでも生産管理に興味をもった方は実際に生産管理の求人を見てみてください。

実際に私も生産管理⇒生産管理への転職を経験しています。

いますぐ転職をしなくても、他の会社の生産管理を様子を知ることや、

自分のスキルや価値を客観的に評価してもらうことは自信につながります。

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初めての転職でしたが非常に有効に活用させてもらいました。

 

「やってみたい! 」と 思ってもらえるとは思っていませんが….

少しは興味・関心を持っていただければ幸いです。

もっと具体的な内容については今後紹介していきたいと考えています。

それでは、今回はこの辺で(^.^)/~~~

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H.Dick
脱サラをして、今は様々なストレスから解放された生活をしています。 誰でも習慣を書き換えて精神的自由、経済的自由、持続的成長を得られると考えているため、ノウハウやモチベアップ方法を発信していきます。 【人生を変える3つの軸】 ✅ゴール思考:本当に自分が実現したいこと ✅習慣の書き換え:時間と意志力の確保 ✅トレード:お金はいつでも稼げる、縛られない
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